2010/3/31

ロシア

独製薬会社、カルーガに工場建設

この記事の要約

イタリアの製薬大手メナリーニの独子会社Berlin-Chemieは、ロシアのカルーガに製薬工場を建設する。投資額は3,000万ユーロ。カルーガ州のアキモフ副知事が現地通信社『RIAノーボスチ』に明らかにしたところによると […]

イタリアの製薬大手メナリーニの独子会社Berlin-Chemieは、ロシアのカルーガに製薬工場を建設する。投資額は3,000万ユーロ。カルーガ州のアキモフ副知事が現地通信社『RIAノーボスチ』に明らかにしたところによると、州当局とBerlin-Chemieはこのほど、工場建設に関する合意文書に調印した。

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工場は独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のカルーガ工場の隣に建設される。今年7月に着工し、2年半後に完成する予定。カルーガ州はBerlin-Chemieに税制面での優遇措置を保証するほか、工場労働者の育成も支援する。

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カルーガ州は国外企業の誘致に積極的で、VWや食品大手ネスレの工場があるほか、仏PSAプジョー・シトロエンと三菱自動車も合弁工場を建設中だ。カナダの自動車部品大手のマグナと米ゼネラル・エレクトリック(GE)、仏化粧品大手ロレアルも工場建設計画を発表している。

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