2010/4/28

ポーランド

仏GDFスエズ、ポーランド最大のバイオマス発電所を建設

この記事の要約

仏電力大手のGDFスエズがポーランドで同国最大のバイオマス発電所を建設する。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita)』によると、南東部Polaniecに発電能力190メガワットの発電所「グリーン・ユニット […]

仏電力大手のGDFスエズがポーランドで同国最大のバイオマス発電所を建設する。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita)』によると、南東部Polaniecに発電能力190メガワットの発電所「グリーン・ユニット」を建設する計画。すでに発電所建設を担当するスイスのエンジニアリング大手フォスター・ウィーラーと契約を結んだ。投資額は2億4,000万ユーロに上る見通し。2012年の稼働を予定している。

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発電燃料は農場から出るわらペレットを中心としたバイオマスですべて賄い、毎年約100万トンを燃焼する。石炭発電と比べると、二酸化炭素(CO2)の排出量を年120万トン削減できるという。

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GDF スエズはポーランド3位の再生可能エネルギー発電会社。バイオマス発電所のほか風力発電所の建設計画も進めており、再可エネ発電で同国トップに立つことを目指している。

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