2010/5/5

ロシア

デンマークの製薬ノボノルディスク、カルーガに工場

この記事の要約

デンマークの製薬会社ノボノルディスクが、ロシアのカルーガにインスリン工場の建設を計画している。4月28日付のロシア経済紙『ベドモスチ』が伝えた。投資額は8,000万~1億米ドルに達する見込み。同社は近く、計画を正式に発表 […]

デンマークの製薬会社ノボノルディスクが、ロシアのカルーガにインスリン工場の建設を計画している。4月28日付のロシア経済紙『ベドモスチ』が伝えた。投資額は8,000万~1億米ドルに達する見込み。同社は近く、計画を正式に発表するという。

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新工場はまず、専用ペン型注射器「フレックスペン」の包装と、カートリッジへのインスリンの装てんを行うが、将来的にはインスリン生産まで手がける。生産規模は明らかにされていない。工場完成は2012~13年になるという。

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同社は昨年、ロシアに工場を建設する方針を明らかにし、カルーガのほかトヴェリ州やヤロスラヴリ州などモスクワ近郊で進出候補地を物色していた。カルーガには外国企業が多く進出しており、伊メナリーニ傘下の独製薬企業Berlin-Chemieも工場建設を計画しているとされる。

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