2010/5/19

ハンガリー

製薬エージス、1-3月期は減益

この記事の要約

ハンガリーの製薬大手エージスが10日発表した2009/10年度第2四半期(10年1~3月)連結決算は、営業利益が前年同期比8%減の40億1,200万フォリントに後退した。フォリント高による売上の減少が響いた。\ 売上高は […]

ハンガリーの製薬大手エージスが10日発表した2009/10年度第2四半期(10年1~3月)連結決算は、営業利益が前年同期比8%減の40億1,200万フォリントに後退した。フォリント高による売上の減少が響いた。

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売上高は前年同期比8%減の287億900万フォリントだった。国内売上高は前年同期比1.6%減の76億5,900万フォリント。医療系調査会社のIMSヘルスによると、エージスの10年1-3月の国内医薬品市場におけるシェアは5.4%で、5位につけた。一方、輸出額は1億810万米ドルで、前年同期から5%増加した。国・地域別では最大の輸出先であるロシアが9%減の3,110万ドル、ウクライナが27%増の460万ドル、その他の独立国家共同体(CIS)諸国が28%増の740万ドルだった。また、ハンガリーを除く中東欧は28%増の4,680万ドルだった。

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同社は2009/10年度の通期売上目標を、ハンガリー国内で前年度比5%増、ロシアで5~10%増(米ドル建て)、その他のCISで8~10%増(ドル建て)、中東欧で8%増(ユーロ建て)に設定している。(1HUF=0.42JPY)

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