2010/5/26

ポーランド

仏ダルキア、バイオマスボイラーを建設

この記事の要約

フランスのエネルギー関連サービス大手ダルキアは17日、ポーランドのコージェネレーション(熱電併給)プラント2カ所にバイオマスボイラーを建設すると発表した。事業規模は7,000万ユーロで、2011年末からの稼働を目指す。\ […]

フランスのエネルギー関連サービス大手ダルキアは17日、ポーランドのコージェネレーション(熱電併給)プラント2カ所にバイオマスボイラーを建設すると発表した。事業規模は7,000万ユーロで、2011年末からの稼働を目指す。

\

バイオマスボイラーを設置するのはウッジとポズナニにあるコージェネプラント。ダルキアによると、バイオマスボイラーが稼働すれば、両プラントで年間計46万トンの二酸化炭素(CO2)排出量が削減できるという。ボイラーで燃料として使用する年間70万トンのバイオマスのうち約8割は森林バイオマス(木質資源)で、残りは農業・酪農廃棄物や、ダルキアがエルブロンクに持つ2,000ヘクタールのエネルギープランテーションから調達する。

\

ダルキアは世界各地で176基のバイオマスプラントを運営している。発電容量は3,135メガワット、年間180万トンのバイオマス燃料を消費している。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |