2010/5/26

ハンガリー

OTP、第1四半期は前年並み

この記事の要約

ハンガリーの銀行最大手OTPが19日発表した2010年1-3月期連結決算は、純利益が423億5,800万フォリントだった。コストや税負担が減ったものの貸倒引当金が増加したため、前年同期比1%の増益にとどまった。業務純益は […]

ハンガリーの銀行最大手OTPが19日発表した2010年1-3月期連結決算は、純利益が423億5,800万フォリントだった。コストや税負担が減ったものの貸倒引当金が増加したため、前年同期比1%の増益にとどまった。業務純益は5%減の1,093億フォリント。

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金利収入は前年同期比10%減の1,426億3,300万フォリント、手数料収入は2%減の311億4,100万フォリントだった。営業経費は3%減った。貸倒引当金は544億8,800万フォリントで、09年10-12月期から31%減ったが、前年同期と比べると20%増えた。

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中東欧での景気回復はまだ借入需要の拡大につながっておらず、貸付総額は前年同期より10%減少した(為替変動調整後では2%減)。ただ、国内の消費者ローン、不動産抵当ローン、中小企業貸付については為替調整後で融資残高が増えた。預貸率(リテール債を含む)は106%で、前年同期の130%、前期の108%から低下した。(1HUF=0.39JPY)

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