2010/6/2

ポーランド

PGE、1-3月期は増収増益に

この記事の要約

ポーランド電力最大手の国営ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)が5月17日発表した今年1-3月期決算は、売上高が前年比5.2%増の52億7,000万ズロチ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が1.2%増の19 […]

ポーランド電力最大手の国営ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)が5月17日発表した今年1-3月期決算は、売上高が前年比5.2%増の52億7,000万ズロチ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が1.2%増の19億3,000万ズロチとなり、増収増益を達成した。電力の小売り販売が4%増と好調だった。EBITDAベースの売上高利益率も37.3%と高水準を確保した。

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同期の投資額は8億3,420万ズロチで、うち8割(6億6,610万ズロチ)が発電事業向けだった。特に、国内最大のベルハトフ石炭火力発電所の新発電ユニット(858メガワット)の建設には3億6,260万ズロチが充てられた。新ユニットには欧州連合(EU)から1億8,000万ユーロの資金援助を受け、二酸化炭素回収・貯留(CCS)装置を装備することになっている。(1PLN=27.3JPY)

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