中国の自動車メーカー・一汽海馬汽車（海馬＝Haima）が、今年8月にもロシアで組み立て生産を開始する。4日付のロシア経済紙『RBC』が伝えた。海馬はロシア南部チェルケスクに工場を持つデルベイス（Delveis）と提携、セダン、ハッチバック型の中型車「Haima 3」を生産する。
\生産開始に向け、海馬とデルベイスは折半で200万米ドルをチェルケスク工場の設備に投資。同工場でまず年内に1,500台、2011年は5,000台を生産する計画だ。流通・販売もデルベイスが手がけ、新車販売価格は40万ルーブルからに設定するという。
\海馬は2007年のモスクワ・モーターショーに参加して以降、ロシア進出を模索。これまで大手ディーラー数社や極東の自動車工場と協力を協議してきたが、経済危機やライセンスの問題などで果たされないでいた。チェルケスク工場で生産される「Haima 3」は、2006年まで海馬に技術協力していたマツダの世界戦略車「マツダ3（日本名：アクセラ）」との類似が指摘されている車種。（1RUB＝2.9JPY）
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