2010/6/16

バルト三国

ヘンケル・マクロフレックス、エストニアに生産移管

この記事の要約

独化学・日用品大手ヘンケル傘下のフィンランド建材メーカー、ヘンケル・マクロフレックスはこのほど、建設用ウレタンフォーム断熱材とシーリング材の生産をエストニアのペルヌ工場に集約した。これにともないフィンランドのオイッティ工 […]

独化学・日用品大手ヘンケル傘下のフィンランド建材メーカー、ヘンケル・マクロフレックスはこのほど、建設用ウレタンフォーム断熱材とシーリング材の生産をエストニアのペルヌ工場に集約した。これにともないフィンランドのオイッティ工場は閉鎖した。アール社長は生産体制見直しについて「生産統合により効率化を図り、高い経済性を達成することができる」としている。

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現地英字オンラインニュース『バルティック・ビジネスニュース』によると、ペルヌ工場はオイッティ工場から67の製品を引き継ぎ、合計300以上の製品を生産する。2010年の投資額は約800万クローンを予定し、今後数年間で設備拡充を進める計画だ。今年の目標は生産高を前年の5割増し、売上高を10億クローン突破に置いている。生産拡大にともない従業員も20人以上増やす。

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ヘンケル・マクロフレックスは3月に生産拠点の再編に着手。ペルヌ工場が生産する製品は、日本、カザフスタンを含め、西欧、中・東欧、南・北米の約40カ国に輸出される。同社の09年の売上高は7億1,600クローン、純利益は1億100万クローンだった。(1EEK=7.1JPY)

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