チェコ自動車輸入業者協会 (SDA)が8日発表した今年上期の新車販売統計によると、乗用車の販売は8万9,026台と、前年同期から12.4%増加した。昨年4月から乗用車に付加価値税(VAT)の控除が認められたことが追い風となり、販売を押し上げた。
\メーカー別販売実績は、シュコダが2万9,143台で首位。以下、フォード(7,394台)、フォルクスワーゲン(VW、7,269台)、ルノー(5,765台)、現代(4,567台)が上位を占めた。車種別ではシュコダ「オクタビア」が1万4,648台で最も多く、シュコダ「ファビア」(8,265台)、起亜「シード」(2,567台)、VW「ゴルフ」(2,114台)、フォード「フュージョン」(2,060台)が続いた。
\上半期の小型商用車の販売は5,903台と、前年から54%のマイナスとなった。これまで小型商用車のみに認められていたVATの控除が乗用車にも認められたことで、乗用車に需要が流れたことが響いている。このほかトラックは6.4%減の2,381台、バスは5%増の291台だった。
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