2010/7/14

チェコ・スロバキア

チェコ電力消費に占める再可エネの割合、09年は7%弱に

この記事の要約

チェコのエネルギー規制局(ERU)によると、09年の国内電力消費に占める再生可能エネルギーの割合は6.8%となり、前年の5.2%から1.6ポイント増加した。再可エネは優先的に供給されることになっているため、経済危機で電力 […]

チェコのエネルギー規制局(ERU)によると、09年の国内電力消費に占める再生可能エネルギーの割合は6.8%となり、前年の5.2%から1.6ポイント増加した。再可エネは優先的に供給されることになっているため、経済危機で電力消費量が5%減少したことが、比率を高める一因になった。チェコ政府は2010年までに消費比率を13%に引き上げることを目標にしている。

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昨年の再可エネ発電による発電量は467万メガワット時(MWh)。水力発電が243万MWhでその半分を占めた。これに次ぐのはバイオマス発電で144万MWh。バイオガス発電はほぼ2倍の41万4,000MWhに拡大した。風力は18%増の28万8,000MWh。太陽光発電は8万9,000MWhと量自体はまだわずかだが、前年の7倍に急増した。残りの約1万1,000MWhは自治体から出る食品廃棄物を燃料とする発電だった。

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