独風力発電会社Enertragはこのほど、ベラルーシの首都ミンスク近郊で大型風力発電所を建設すると発表した。投資額は約3億6,000万ユーロで、同社の外国直接投資としては最大規模となる。2014年までに2段階の工期を経て、最大80基の風力タービンを設置する。発電能力は160メガワット(MW)に上る。まず2012年夏までにタービン30基が稼働する予定だ。
\Enertragは今年4月、本社がある独ブランデンブルク州のマティアス・プラツェック首相がベラルーシを訪問した際に、同首相に同行。ベラルーシ政府と今回の投資契約を仮調印していた。
\Enertragの年商は約2億5,000万ユーロ。ドイツ、フランス、英国で約400人の従業員を抱えるほか、ブルガリアでも風力発電所を建設している。
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