伊ウニクレディト・グループ傘下にあるポーランド2位銀行のBank Pekaoがこのほど発表した4-6月期の純益は、6億1,910万ズロチ(2億400万ユーロ)と、前年同期の6億1,320万ズロチからわずかに増加した。ブルームバーグ通信のアナリスト予想中央値(6億1,590万ズロチ)とほぼ同じ水準。景気回復を背景に、貸し倒れ引当金が縮小したことが増益につながった。金融収支は10億ズロチの黒字で、前年同期を5.7%上回った。手数料収入は6.3%増加、営業コストは4%縮小した。
\現地アナリストらによると、同行の預金・貸出残高は回復基調が鮮明となっている。ただ、法人向けの新規大口融資が増えず、金利収入が伸び悩んでいるもようだ。
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