2010/8/11

ハンガリー

製薬エージス、4-6月期利益倍増

この記事の要約

ハンガリー2位の製薬会社エージスが4日発表した2010年4-6月期(第3四半期)連結決算は、最終利益が51億3,800万フォリントとなり、前年同期の24億フォリントから倍増した。金融収支が前年同期の16億8,000万フォ […]

ハンガリー2位の製薬会社エージスが4日発表した2010年4-6月期(第3四半期)連結決算は、最終利益が51億3,800万フォリントとなり、前年同期の24億フォリントから倍増した。金融収支が前年同期の16億8,000万フォリントの赤字から14億9,000万フォリントの黒字に転換し、大幅な増益につながった。

\

一方、営業利益は9%減の38億100万フォリントに後退。新製品投入で営業コストが12%増の131億2,000万フォリントに膨らんだことが響いた。売上高は3%増の303億7,800万フォリントだった。

\

国内売上高は7.1%増の85億5,000万フォリント。医療系調査会社のIMSヘルスによると、国内医薬品市場におけるシェアは5.3%となった。輸出額は218億3,000万フォリントで、1.4%増加。国・地域別の売上高(米ドル換算)はロシア・独立国家共同体(CIS)諸国が好調で15%拡大し、ハンガリーを除く中東欧も2%増加した。一方、それ以外の地域では39%減と大きく落ち込んだ。(1HUF=0.41JPY)

\