ロシアに進出している外国企業などで構成する欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した7月の新車販売台数(軽商用車含む)は、前年同月比48%増の17万3,171台となり、5か月連続で増加を記録した。景気回復に加え、政府が3月から実施した新車買い替え奨励策が奏功し、大幅な販売増につながった。ただ、猛暑の影響で8月と9月は増加のペースが落ちる見通しだ。1-7月の販売台数は前年同期比9%増の96万3,688台だった。
\7月のメーカー別販売では、国内自動車最大手アフトワズが前年同月比60%増の5万1,825台に拡大して堂々の首位。以下、シボレー(15%増の8,986台)、起亜(105%増の1万502台)、ルノー(29%増の8,574台)、現代(56%増の7,201台)と続いた。ロシア国内に生産拠点を持つ企業が上位10社のうち9社を占めている。
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