ウクライナのヤヌコビッチ大統領は3日、アザロフ首相に書簡を送り、感染症の予防対策の強化とワクチンの供給を確保するよう指示した。
\ウクライナでは2008年にはしか用ワクチンで死亡者が出たことから、ワクチンに対する不信感が広がっている。同大統領は、はしかや風疹などの感染症の予防にはワクチン接種が最良の手段だとして、国民にワクチンに関する情報を周知するよう努力することを求めた。
\大統領はまた、感染症予防に関する国家プログラム(2009~15年)の実施状況を確認し、プログラムの完全実現に向け必要な財政措置を取るよう要請した。
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