2010/8/25

ロシア

外国人投資家向けサイトを開設

この記事の要約

ロシア政府はこのほど、外国人投資家向け広報サイト『ModernRussia.com』を開設した。メドベージェフ大統領が推進する経済近代化政策の一環で、ロシアに対する外国人投資家の理解を深め、投資の促進につなげるのが狙い。 […]

ロシア政府はこのほど、外国人投資家向け広報サイト『ModernRussia.com』を開設した。メドベージェフ大統領が推進する経済近代化政策の一環で、ロシアに対する外国人投資家の理解を深め、投資の促進につなげるのが狙い。

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米大手広告代理店のケッチャムが運営を担当する『ModernRussia.com』は、経済・ビジネス、法制度、文化・社会など幅広い分野に関する情報を英文で紹介、ツイッターにも連動している。サイトを訪問する外国人投資家はフォーラムを通じて交流・議論を行うほか、苦情や提案などを書き込むことも可能だ。苦情や提案の中で重要性が高いものは、シュワロフ第1副首相の肝いりで経済発展省に設置された専門部署が処理する。政治情報センターのムーヒン事務局長は、「ロシアのお役所仕事にうんざりしている外国人投資家は多い。『ModernRussia.com』の開設はタイムリーだ」と評価。同サイトの利用が進むことで、外国人投資家とロシアの当局やビジネスマンとの距離が近付くことが期待できると指摘している。

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