2010/9/1

総合・マクロ

中東欧でインフレリスク弱まる

この記事の要約

中東欧でインフレ圧力が弱まっている。ウィーン経済研究所(WIIW)によると、今年のインフレ見通しはリトアニアで0%、エストニアとチェコで1.5%、ポーランドが2.5%、付加価値税の増税が予定されているハンガリーでも4.4 […]

中東欧でインフレ圧力が弱まっている。ウィーン経済研究所(WIIW)によると、今年のインフレ見通しはリトアニアで0%、エストニアとチェコで1.5%、ポーランドが2.5%、付加価値税の増税が予定されているハンガリーでも4.4%と、金融危機以前に5%程度だった同地域の平均インフレ率を下回っている。ラトビアに至ってはデフレに陥る見通しだ。

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WIIWのエコノミスト、リヒター氏は、「現在の中東欧ではインフレリスクは懸念されていない」と指摘する。同氏によると、多くの中東諸国は金融危機による不況下にあっても積極的な景気刺激策をとってこなかったため、内需が弱くインフレ圧力の緩和にながっていると分析する。

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