2010/9/1

ロシア

マイクロ電子工学産業保護を要請

この記事の要約

ロシアの複合企業AFKシステマのエフトゥシェンコフ社長とナノテクノジー振興を支援する国策企業ロスナノのチュバイス社長はこのほど、プーチン首相に国内マイクロエレクトロニクス産業保護に向けた対策を講じるよう要請した。8月25 […]

ロシアの複合企業AFKシステマのエフトゥシェンコフ社長とナノテクノジー振興を支援する国策企業ロスナノのチュバイス社長はこのほど、プーチン首相に国内マイクロエレクトロニクス産業保護に向けた対策を講じるよう要請した。8月25日付の現地紙『コメルサント』が報じた。

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エフトゥシェンコフ、チュバイス両社長は、ロシアのマイクロエレクトロニクス産業が外国製品の流入に押され停滞していると指摘。マイクロエレクトロニクス製品の輸入に規制を設ける一方で、国内企業に税優遇措置や補助金を交付し、生体認証や無線周波識別システムの導入によりマイクロエレクトロニクス製品需要を後押しし、産業の振興を図るべきだと主張している。

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AFKシステマとロスナノは90ナノメーターのマイクロチップの共同開発を進めている。プロジェクトではSTマイクロエレクトロニクスの技術協力を受け、投資金額は165億ルーブルに上る。

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ロシアのマイクロエレクトロニクス市場の規模は今年15億米ドルとなり、世界市場(2,800億ドル)の0.5%を占めるとみられている。

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