2010/9/8

ポーランド

米航空機部品大手、ポーランド企業に資本参加

この記事の要約

米ユナイテッド・テクノロジー傘下のハミルトン・サンドストランドが、ポーランド事業を拡大する。現地メディアが1日伝えたところによると、西部ヴロツワフを本拠とする航空部品製造会社PZL-Hydralへの資本参加を決めた。詳細 […]

米ユナイテッド・テクノロジー傘下のハミルトン・サンドストランドが、ポーランド事業を拡大する。現地メディアが1日伝えたところによると、西部ヴロツワフを本拠とする航空部品製造会社PZL-Hydralへの資本参加を決めた。詳細は今月中旬に発表される予定だ。

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PZL-Hydralは油圧部品メーカーで、550人を雇用している。2年前から財務が悪化し、対応策を模索していた。ハミルトンの投資で従業員の継続雇用が保証される見通しだ。

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ハミルトンは米航空宇宙局(NASA)、ボーイング、エアバスなどを顧客に持つ部品大手。ナビゲーション・操舵システムなどの設計・製造を手がける。

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ポーランドでは現在、複数のプロジェクトが進行中だ。南東部のジェシュフでは、1億1,400万ズロチを投じてエンジン部品工場を建設している。2015年に稼働し、400人を雇用する予定だ。また、ヴロツワフに開発センターを新設することも計画している。同センターの従業員数は100人前後となる見通し。(1PLN=27.14JPY)

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