2010/9/15

ロシア

プーチン首相、12年大統領選出馬を示唆

この記事の要約

ロシアのプーチン首相は6日、2012年の大統領選挙に出馬する可能性を示唆した。2000~08年まで連続2期で大統領を務めた同首相は、連続3選を禁止した憲法の規定に従って大統領を退任したが、12年の大統領選に出馬して返り咲 […]

ロシアのプーチン首相は6日、2012年の大統領選挙に出馬する可能性を示唆した。2000~08年まで連続2期で大統領を務めた同首相は、連続3選を禁止した憲法の規定に従って大統領を退任したが、12年の大統領選に出馬して返り咲きを狙っているとの観測が強まっている。

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内外のロシア専門家を招いて南部のソチで開かれた「バルダイ・クラブ(Valdai Club)」の年次総会に出席したプーチン首相は、再び大統領の座に就くことがロシアの民主主義の発展に良い影響を与えるかとの質問に対し、「ルーズベルト大統領は4期大統領を務めた。米国憲法ではそれが許されていた」と答え、再出馬に問題はないとの認識を示した。同首相はまた、自身とメドベージェフ大統領のどちらが立候補した場合でも憲法には違反せず、民主的手続きが損なわれることはないとの見方を示した。

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