2010/10/20

総合・マクロ

ポーランドとチェコでバイオガスプラント建設が加速

この記事の要約

バイオガスプラントを手がける独BDアグロ・リニューアブルズ(BDアグロ)はこのほど、ポーランドにバイオガスプラントを建設すると発表した。現地のプロジェクト開発会社DGA Energiaと提携し、向こう2年で10基のプラン […]

バイオガスプラントを手がける独BDアグロ・リニューアブルズ(BDアグロ)はこのほど、ポーランドにバイオガスプラントを建設すると発表した。現地のプロジェクト開発会社DGA Energiaと提携し、向こう2年で10基のプラントを建設する。投資額は5,000万~6,000万ユーロを見込む。

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今回建設されるバイオガスプラントは出力0.5~1.5メガワット(MW)で、うち3基は年内に完成する。ポーランドではバイオガス施設の設置が盛んで、BDアグロは昨年、ジエロナ・ゴーラに1基を建設した実績がある。

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一方、墺Energie AGは、エネルギーサービス子会社Enservを通じてチェコでバイオガスプラントの建設を加速させている。既に5基が稼動しており、6基が建設中、さらに18基の建設を計画している。プラントの出力は最大で1MWとなっている。Energie AGのヴィントナー社長は、同社がチェコのバイオガス業界におけるリーディングカンパニーであることを強調。「農業が盛んで農地も豊富なチェコで、バイオガスの開発ポテンシャルの活用を強化したい」とコメントした。

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