ポーランドの自動車業界専門の市場調査会社Samarが内務行政省のデータを元にこのほど発表した2010年9月の新車登録台数(乗用車および乗用車タイプの小型商用車)は2万3,812台で、前年同月から23.05%増加した。1~9月の累計は21万4,672台となり、前年同期に比べ9.72%拡大した。Samarでは、10年通年の登録台数を28万5,000台と予測している。
\1~9月のメーカー別登録実績は、シュコダが前年同期比21.9%増の2万4,761台で首位。フィアット(5.47%増の1万7,625台)、フォード(2.67%減の1万7,097台)、トヨタ(12.88%減の1万7,031台)、オペル(4.84%増の1万6,492台)が上位を占めた。
\一方、9月の中古車輸入台数は6万6,266台と、前年同月比0.93%の微増だった。 1~9月の累計は55万5,957台となり、前年同期に比べ5.25%増加した。
\1~9月の輸入中古車の車齢別シェアは、10年以上が43.2%、4~10年未満が46.5%、4年未満は10.3%となっている。メーカー別輸入実績は、フォルクスワーゲンが前年同期比3.0%増の10万1,245台で首位。オペルが0.92%増の6万9,030台、ルノーが3.64%増の4万9,860台で次いだ。
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