英豪系資源大手リオ・ティント傘下のアルミ部門、アルキャン・エンジニアード・プロダクツはこのほど、チェコのアルミ鍛造メーカーStrojmetal Kamenice s.r.o.と折半出資の合弁会社「Alcan Strojmetal Alminium Forging」を設立したと発表した。両社は2000年から提携関係にあり、自動車のシャーシ部品や装飾材、パワートレイン部品の開発、生産で協力してきた。
\新会社はStrojmetalの拠点があるプラハの南東30キロメートルの都市カメニツェに生産拠点を置き、主に自動車向けのアルミ鍛造部品を生産する。また、需要増に対応し、自動押出成型ラインを拡張することも計画している。製品の開発、マーケティング、流通はアルキャンの独子会社アルキャン・ジンゲンが担当する。
\アルキャンは航空機、輸送車両、自動車、包装、エネルギー分野向けに高性能のアルミ製品を生産しており、世界の60市場に製品を供給している。従業員は26カ国で約1万人に上る。
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