2010/10/27

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニア新車販売、支援制度終了で駆け込み需要も

この記事の要約

ルーマニアでは、自動車買い替え支援制度が来月下旬に終了するのを控え、新車の駆け込み需要が拡大しそうだ。21日付の現地紙『ジアルル・フィナンチアル』が伝えた。\ ルーマニアの自動車買い替え支援プログラム「Rabla」は、製 […]

ルーマニアでは、自動車買い替え支援制度が来月下旬に終了するのを控え、新車の駆け込み需要が拡大しそうだ。21日付の現地紙『ジアルル・フィナンチアル』が伝えた。

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ルーマニアの自動車買い替え支援プログラム「Rabla」は、製造から10年を経過した車両を処分して新車に乗り換える場合、3,800レウ(900ユーロ)の割引クーポンを受領できるというもので、景気対策として2009年3月に導入された。Rablaは11月24日に終了するが、環境基金行政局のまとめによると、発行されたクーポンのうち現在までに未使用となっているのは3万3,500枚。新車買い換えの際に使用されるクーポンの平均枚数が2.9枚であることを考えると、1万1,500台分に相当する。また、プログラムが期限を迎えるまでに処分される中古車が上限の19万台に達した場合、新たに発行されるクーポンは1万3,300枚で、最終的に1万6,000台の新車が販売される可能性があるという。

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