電子ブックリーダーやタブレットPCなどの新世代携帯情報端末が世界的に普及拡大の動きを強める中、ルーマニアでも国内ブランドが間もなく登場する。GPS装置や情報通信デバイスの販売で近年業績を伸ばしているテレボイス社とビジュアルファン社が来月、自社ブランドの商品を送り出す。
\現地経済紙『ジアルル・フィナンチアル』によると、テレボイスは12月初めに電子インクを採用した電子ブックリーダー『Evobook』を150ユーロ相当で発売する。ニストラン社長は、手ごろな価格と充実したコンテンツ、ルーマニア語でサポートされていること同製品の魅力として挙げ、クリスマス商戦の12月に販売目標500~1,000台を達成すると自信をみせている。同社はまた、来年第1四半期にグーグル社のオペレーティングシステム(OS)『アンドロイド』を搭載したタブレットPCを発売する計画だ。
\一方、ビジュアルファン社は、12月半ばにタブレットPC『Tablea PC Allview AllDro』を発売する。こちらもOSはグーグルの『アンドロイド』。ディスプレイのサイズは7インチで、約200ユーロ相当という。同時にWiFi製品の発売も開始するとしている。
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