18日付のブルガリア日刊紙『Dnevnik』によると、外国自動車メーカー3社が、ブルガリアに電気自動車(EV)の生産拠点を設けることを検討している。
\経済省のユリアン・ニコロフ経済政策課長によると、ロシア企業が南部プロブディフにある旧トラック工場への投資に関心を示しており、タクシーや電気バスを生産することを計画している。また、フランス企業が南部スタラ・ザゴラでEVの生産を検討しており、2社との交渉は詰めの段階に入っているという。3社目は中国のSUVメーカー、長城汽車で、2011年6月から稼動を開始する工場で、通常のエンジン車に加えてEVも生産することを計画しているという。長城汽車は09年4月、ブルガリア企業2社と自動車生産の子会社工場を設立すると発表した。工場は、首都ソフィアから約170キロメートル離れたロベチ州に建設中で、年産能力5万台、投資総額は8,000万ユーロを予定している。
\