ブルガリア初の太陽光(PV)発電施設がこのほど稼働した。中国企業2社が500万ユーロを投資し、地元の太陽光発電企業サン・サービスが7カ月で完成させた。中国・新華社通信など複数メディアが報じた。
\同国西部のイフチマンに設置された同PV施設の発電能力は2メガワットピーク(MWp)。発電量は年2,500メガワット時になる見通しだ。投資企業である薄膜太陽電池モジュール・メーカーの普楽新能源(Polar photovoltaics)とIT・電力オートメーション企業の金智科技(Wiscom)が計90%、サン・サービスが10%出資している。
\ブルガリア政府は中国からの投資を積極的に誘致する考えで、シメオン・ジャンコフ財務相は先ごろ、今後数カ月にわたり、集中的に中国に働きかけを行う方針を明らかにしたばかり。インフラやエネルギーなどの分野の投資に期待している。
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