2010/12/8

ロシア

ロシア鉄道、伊フィンメカニカと合弁設立

この記事の要約

ロシア国営のロシア鉄道(RZD)と伊航空宇宙防衛大手フィンメカニカは11月26日、鉄道向けの信号や通信、安全システムなどを開発する合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。\ 合弁会社には、フィンメカニカ傘下の機械 […]

ロシア国営のロシア鉄道(RZD)と伊航空宇宙防衛大手フィンメカニカは11月26日、鉄道向けの信号や通信、安全システムなどを開発する合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。

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合弁会社には、フィンメカニカ傘下の機械メーカー大手アンサルドSTSが49%を、RZD子会社のインスティテュート・フォー・システムズ・オートマタイゼーションとハイスピード・レールラインズの2社がそれぞれ49%と2%を出資する。2020年までにロシア鉄道の駅100カ所、鉄道車両100輌、鉄道路線50カ所に設備を開発・供給するほか、鉄道用信号システムITARUS-ATCの改良開発を行う。事業規模は15億ユーロに達する見込み。

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インスティテュート・フォー・システムズ・オートマタイゼーションは昨年、アンサルドSTSと南部ソチでの信号システムの試験運用で契約を締結した。契約期間は2年半で契約額は740万ユーロだった。

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