ルーマニアで月1,000ユーロ超（手取りベース）を稼ぐ人の数が10万人を突破し、9月末時点の社会保険加入者の2.3％に上ることが、国立年金・社会保障局（CNPAS）の調べで分かった。現地経済紙『ジアルル・フィナンチアル』が17日付で報じた。
\不況のあおりで全体的に所得が減少する一方で、手取り月給が1,000ユーロを超える人は、2008年夏の好況時より1,800人増加した。ヘッド・ハンティング企業KMトラスト＆パートナーズのバレンティン・ディマ氏は、「月1,000ユーロ以上稼ぐルーマニア人が10万人を超えたのは驚くべきことではない。成功報酬制度のもとで働く営業職も考慮に入れれば、この数はさらに10～20％多くなるはずだ」と分析している。
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