2011/2/2

ハンガリー

製薬大手エージス、9月期期末配当は前期並み

この記事の要約

ハンガリー製薬大手エージスは2010年9月期の期末配当を前期並みの120フォリントとする。このほど開かれた株主総会が承認した。配当総額は9億3,400万フォリント。配当額は額面の12%に当たる。利益から配当を差し引いた1 […]

ハンガリー製薬大手エージスは2010年9月期の期末配当を前期並みの120フォリントとする。このほど開かれた株主総会が承認した。配当総額は9億3,400万フォリント。配当額は額面の12%に当たる。利益から配当を差し引いた177億9,000万フォリントは利益準備金に繰り入れる。

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イージスによると、2010年9月通期は重要市場で販売目標を達成したほか、一部市場での売上後退もコスト管理で相殺することができ、187億3,000万フォリントの利益を計上した。同期の重要な動きとしては、韓国のバイオ医薬品メーカーであるセルトリオンと、後発生物製剤(バイオシミラー)の販売で提携を決めたことをあげている。2013年から中東欧・旧ソ連の計17カ国で販売していく計画で、年間3,000万ユーロ相当の売上を見込んでいる。(東欧経済ニュース2010年2月10日号「ハンガリー製薬エージス、韓国セルトリオンと販売協力」を参照)(1HUF=0.41JPY)

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