2011/2/2

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

セルビア医薬品業界で投資加速

この記事の要約

セルビアの医薬品業界では、国内外から投資が相次いでいる。後発医薬品(ジェネリック)の製造販売を手がけるクロアチアのファーマSは昨年11月、製薬会社Ni Medicと医薬品販売会社In Medを買収すると発表。Ni Med […]

セルビアの医薬品業界では、国内外から投資が相次いでいる。後発医薬品(ジェネリック)の製造販売を手がけるクロアチアのファーマSは昨年11月、製薬会社Ni Medicと医薬品販売会社In Medを買収すると発表。Ni Medicの本社があるズレヤニンに新工場を12年半ばに完成させる計画だ。

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新工場は3,000平方メートルの床面積を持ち、欧州連合の適正製造基準(GMP)に対応する。新工場が稼動を開始すれば、Ni Medicの生産能力は現在の年間140万個から大幅に拡大することになる。

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一方、北部ノビ・サドに本社を構える地場系医薬品販売会社デルタ・ファームは、ノビ・ベチェイに工場を建設する。60万ユーロで買収した旧衣料品工場を改装し、年内に生産を開始する計画。また、スイスの製薬会社ファーマスイスがベオグラード近郊のゼムンに2,000万ユーロをかけて工場を建設するほか、地場系製薬会社Ivanocic sinoviは、提携するブルガリアのソファーマと合弁で800万ユーロをかけて工場を建設することを明らかにしている。

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