2011/3/9

CIS諸国

ウズベキスタンで製薬メーカーの投資活発化

この記事の要約

ウズベキスタンが医薬品メーカーの生産拠点として関心を集めている。国営医薬品会社Uzfarmsanoatによると、2015年までに59の投資プロジェクトが予定され、10億9,000万米ドルが投資される見通し。政府が推進する […]

ウズベキスタンが医薬品メーカーの生産拠点として関心を集めている。国営医薬品会社Uzfarmsanoatによると、2015年までに59の投資プロジェクトが予定され、10億9,000万米ドルが投資される見通し。政府が推進する2011~15年までの産業促進プログラムにより、外国企業に魅力的な投資インセンティブがあるためだ。

\

現地のオンラインニュース『Uzdaily.uz』が報じたところによると、独Dieconが首都タシュケントでインシュリンなどの生産拠点として工場建設を計画している。年間生産能力は最大2,500万アンプルで、2015年までの投資額は1億5,000万米ドルに上る見通し。ハンガリーのOmninvestは、2013年までに約1億米ドルを投資してバイオ医薬品の工場を建設する。年間1,200万処方分を生産する計画だ。ポーランドのCode Pharmも、ナヴォイ自由産業経済地区の工場建設計画に2,930万米ドルを投資するという。

\

Uzfarmsanoatによると、プロジェクトの半分以上はまだ最終的な投資計画として提示されていないため、詳細は明らかにされていない。

\