チェコのエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合が昨年8%に達したことが、エネルギー規制庁(ERU)のまとめで明らかになった。8日付けの現地日刊紙『リドヴェ・ノヴィニ』の報道が伝えた。
\ERUの統計によると、再生可能エネルギーの中で発電量全体に占める割合が最も大きかったのは水力で4.24%だった。このほか、バイオマスは1.8%、太陽光は0.77%だった。再生可能エネルギー以外の電源のシェアは、褐炭が全体およそ半分を占め、3分の1が原子力、7%が黒炭だった。
\EUは2020年までに域内のエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合を20%に引き上げるという目標の達成に向け、加盟国ごとに条件に応じた個別の利用目標を設定しており、チェコの達成目標は13%となっている。
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