2011/3/16

ロシア

新ガス田鉱区開発、ヴィンタースハルとガスプロムが基本合意

この記事の要約

独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハルと露ガスプロムは10日、西シベリアのガス田で新たな鉱区を開発することで基本合意した。両社はすでに同地域のユジノ・ルスコエガス田とウレンゴイガス田の採掘で提携しており、今 […]

独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハルと露ガスプロムは10日、西シベリアのガス田で新たな鉱区を開発することで基本合意した。両社はすでに同地域のユジノ・ルスコエガス田とウレンゴイガス田の採掘で提携しており、今回の合意により協力関係を拡大する意向だ。

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2社はウレンゴイ・アキモフガス田の2鉱区を新たに共同開発する。独『ハンデルスブラット』紙によると、2015年から年80億立方メートルを採掘、ロシア国内で販売するほか、バルト海パイプライン(ノルド・ストリーム)を通して西欧に輸出する。両社は採掘量を折半する。

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ガスプロムはヴィンタースハルの採掘を認める見返りとして、ヴィンタースハルが北海などで進めるガス採掘プロジェクトに参加する。

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