ドイツの化学・日用品メーカーであるヘンケルが今年、ルーマニアで第3工場の建設に着手する。同国における需要拡大を見込んだもので、投資規模は1,000万ユーロ。これに欧州連合からの補助金285万ユーロが加わる。
\新工場は北東部のニャムツ県ロズノフに設置される。来年中に稼動し、50~60人を雇用する見通し。当初は今年の操業開始が計画されていた。
\ヘンケルによる対ルーマニア投資残高は3,000万ユーロに上る。昨年の売上高は1億3,300万ユーロだった。政府の緊縮財政で日用品消費が全体として後退するなか、洗剤・日用品、化粧品、接着剤の全3事業でシェアを拡大した。
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