ブルガリア国家統計局(NSI)が14日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前月から1.2%上昇した。食品や燃料の価格上昇が目だった。前年同月比では5.2%の上昇だった。
\品目別上昇率は、食品・飲料が前月比3.1%、ディーゼル油が4.3%、ガソリンが2%、衣類が1.2%だった。一方、2月の欧州連合(EU)基準の消費者物価指数(HICP)は前月比0.6%、前年同月比4.6%の幅で上昇した。
\エコノミストの間では消費者物価の上昇を受け、2011年通年のインフレ率は政府予想の前年比3.6%を超える可能性が高まったとの見方が有力になっており、景気への悪影響を懸念する声が出ている。
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