2011/5/4

チェコ・スロバキア

チェコ1-3月新車販売、7%増

この記事の要約

チェコの自動車輸入業者協会(SDA)がこのほど発表した2011年第1四半期の新車販売台数(乗用車)は、前年同期比7%増の4万2,026台だった。SDAによると、08年に販売台数全体の約半分を占めていた小型車のシェアは28 […]

チェコの自動車輸入業者協会(SDA)がこのほど発表した2011年第1四半期の新車販売台数(乗用車)は、前年同期比7%増の4万2,026台だった。SDAによると、08年に販売台数全体の約半分を占めていた小型車のシェアは28%に減少。顧客の関心が中型車にシフトした背景には、中型モデルが価格低下で購入しやすくなったことや、ディーラーの販促イベントによる集客効果があるという。

\

モデル別に販売台数を見るとシュコダが上位3位を占め、地元ブランドとして圧倒的な強さを示した。首位は中型車「オクタビア」で、小型車「ファビア」の3,795台を大きく上回る5,997台を販売した。上級中型モデルの「スペルブ」は1,359台。オフロードモデルの「イエティ」は1,002台で7位につけた。

\

シュコダが商品展開していない下級中型モデルでは外国ブランドが競り合っている。フォードの「フォーカス」が1,253台で首位に立ち、ルノーの「メガーヌ」が1,041台、フォルクスワーゲンの「ゴルフ」が963台と続く。小型モデルではルノーの「タリア」が販売台数1,347台でファビアに次いで人気だった。

\