2011/5/18

ポーランド

最大手銀行PKO、1-3月期は増益

この記事の要約

ポーランドの最大手銀行であるPKOバンク・ポルスキは10日、2011年1-3月期の純利益が8億7,100万ズロチとなり、前年同期から21%増加したと発表した。ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予想中央値は9億4,1 […]

ポーランドの最大手銀行であるPKOバンク・ポルスキは10日、2011年1-3月期の純利益が8億7,100万ズロチとなり、前年同期から21%増加したと発表した。ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予想中央値は9億4,150万ズロチだった。

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1-3月期の純利息収入は前年同期比17%増の17億3,000万ズロチ、手数料収入は同1.6%増の7億3,720万ズロチにそれぞれ伸びた。収入に占める経費比率を示すコスト・インカム・レシオは前年同期の43.2%から40.8%に改善。自己資本利益率(ROE)は15.4%、総資産利益率(ROA)は2.0%だった。

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PKOは声明で、「住宅ローンの堅調な伸びや、法人向け市場の回復、昨年を上回るペースで預金が増加していることなどにより、銀行業界をめぐる状況は着実に改善している」とコメントした。(1PLN=29.30JPY)

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