チェコ統計局（CSU）が11日発表した4月の消費者物価上昇率は前年同月比1.6％と、10カ月ぶりの低水準となった。前月比では0.3％の上昇だった。
\品目別では食品・非アルコール飲料が前年同月比3.8％、アルコール・たばこが2.8％、住宅・水道・エネルギー・燃料が2.1％、運輸が2.3％、飲食・ホテルが1.1％それぞれ上昇した一方、衣料・靴は1.6％、郵便・通信は1.1％それぞれマイナスとなった。
\デンマークの大手銀行ダンスケ・バンクは、チェコでインフレ圧力が緩和していることを受け、「中央銀行が早期に利上げに踏み切る理由はない」とコメントを発表した。中銀のチェコ国立銀行（CNB）は今月5日、政策金利である2週間物レポ金利を過去最低水準の0.75％に12カ月連続で据え置いた。
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