2011/6/1

総合・マクロ

ルクオイルと伊ERGが合弁、南東欧の再可エネ開発で

この記事の要約

ロシア石油大手のルクオイルが、ブルガリアとルーマニアの再生可能エネルギー開発でイタリア同業のERGと提携する。再可エネ市場に参入する戦略の一環だ。\ 5月25日の契約によると、ルクオイル子会社のルクオイル・エコネルゴとE […]

ロシア石油大手のルクオイルが、ブルガリアとルーマニアの再生可能エネルギー開発でイタリア同業のERGと提携する。再可エネ市場に参入する戦略の一環だ。

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5月25日の契約によると、ルクオイル子会社のルクオイル・エコネルゴとERGグループのERG Renewは、ソーラー・風力エネルギー開発会社LUKErg Renew(本社:ウィーン)を折半出資で設立する。資本金は3万5,000ユーロ。計画の実現には競争当局の承認が必要となる。

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ブルガリアとルーマニアのほか、将来的にはロシアとウクライナでの事業も視野に入れている。今月中に事業計画の詳細を詰め、年内に正式決定する。

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ルクオイルは再可エネ事業として水力・風力・ソーラーエネルギーに重点を置く。年初から国内でベロレチェンスカヤ、クラスノポリャンスカヤ、マイコプスカヤ、チムリャンスカヤ(Tsimlyanskaya)の4水力発電所を運営しており、これらの発電所の出力はあわせて296.8メガワットに上る。

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一方、ERG Renewは主に風力発電を手がける。イタリアの8カ所(合計出力245メガワット)、フランスの6カ所(同64.4メガワット)で風力発電所を運営する。

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