独フォルクスワーゲンのチェコ子会社シュコダは13日、2011年上半期の世界販売台数が前年同期比20.1％増の45万4,700台となり、半期ベースで過去最高を記録したと発表した。6月の販売も前年同月の7万1,300台から8万1,300台に拡大し、最高記録を更新した。
\新興国での販売が大幅に伸び、特に中国での上期の販売は33.4％増の11万2,200台と過去最高に達した。ロシアでは6月の販売台数が33.6％増の7,000台超となり、4カ月連続で過去最高を記録。インドでも6月は2,300台と、前年同期から48.1％増加した。
\上期販売は西欧でも前年同期比11.1％増と2けた増を達成。6月は販売記録を更新し、市場シェアを拡大した。特にベルギー（前年同期比48.2％増）やオランダ（同38.8％）で好調だった。
\同社のユルゲン・スタックマン販売・マーケティング担当取締役は、「昨年着手した成長戦略が順調に進んでいる」と述べ、今後数年間で数種の新モデルを市場投入し、ラインナップを拡充する方針を示した。
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