2011/8/3

チェコ・スロバキア

スロベニア銀行業界、上期利益は35%減

この記事の要約

スロベニア銀行業界の今年上半期の純利益は4,070万ユーロとなり、前年同期から35%減少した。19行のうち5行が赤字となった。現地経済紙『ファイナンス』がこのほど報じた。\ 最大の赤字幅を記録したのはスロベニア3位のAb […]

スロベニア銀行業界の今年上半期の純利益は4,070万ユーロとなり、前年同期から35%減少した。19行のうち5行が赤字となった。現地経済紙『ファイナンス』がこのほど報じた。

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最大の赤字幅を記録したのはスロベニア3位のAbanka Vipaで、赤字額は1,510万ユーロ。オーストリアの大手銀2行――ライフアイゼンバンク・インターナショナル(RBI)とBawag――の同国子会社もそれぞれ360万ユーロ、210万ユーロの赤字を計上した。

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一方、黒字幅が最も大きかったのは、仏ソシエテ・ジェネラルの子会社SKB bankaで、1,730万ユーロを計上した。伊インテサ・サンパオロの子会社Banka Koperが920万ユーロでこれに続いた。国内最大手銀行のノバ・リュブリャナ銀行(NLB)は130万ユーロ、同2位のノヴァ・クレジトナ・バンカ・マリボール(NKBM)は560万ユーロの黒字だった。

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