2011/9/7

ポーランド

オペル、ポーランド工場の操業を一時休止

この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)傘下の独オペルは、ポーランド工場の操業を今月2、9、16日に休止する。8月31日付けの現地紙『ジェチポスポリタ』が、GMポーランドの広報担当者の話として伝えた。\ オペルはポーランド […]

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)傘下の独オペルは、ポーランド工場の操業を今月2、9、16日に休止する。8月31日付けの現地紙『ジェチポスポリタ』が、GMポーランドの広報担当者の話として伝えた。

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オペルはポーランド南部グリビツェに工場を構えるGMポーランド広報担当を務めるビシェフスキ氏は、操業停止措置は欧州自動車市場の落ち込みを受けたものであると説明したうえで、休業期間を新型モデル「アストラGTC IV」の生産開始に向けた準備作業に活用する考えを明らかにした。グリビツェ工場の今年の生産台数は従来見通しの18万2,000台から17万6,000台に下方修正されている。

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南部のティヒで生産を行っている伊自動車大手フィアットも先ごろ、今年のポーランドでの生産見通しを従来の55万台から50万台に引き下げた。今後も受注動向や外国市場の状況に応じて生産計画を調整する方針を明らかにしている。

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