イタリアの建設大手、アスタルディがポーランドで鉄道改修工事を受注した。取引総額は3億5,000万ユーロ。Torpolなどポーランド3社と共同で工事に当たる。
\対象となるのは首都ワルシャワと中部のウッジを結ぶ幹線で、ウッジにおける地下駅建設も手がける。受注総額のうち、アスタルディは40％に当たる1億4,000万ユーロを受け取ることになる。発注元はポーランド国鉄（PKP）とウッジ市で、費用の一部は欧州連合（EU）からの助成でまかなわれる。設計作業も含めたプロジェクト期間は3年半の予定。
\今回の契約はアスタルディにとってポーランドで2つ目の大型受注だ。09年にはワルシャワ市から新地下鉄路線の主要区間6キロの工事を8億ユーロで受注した。契約には7駅の整備のほか、ヴィスワ川の下を通る川底トンネルの建設も含まれる。
\アスタルディは事業の国際化を進めており、すでにルーマニア、ブルガリア、アルジェリアで強固な地盤を築いている。
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