2011/9/21

チェコ・スロバキア

プラハ市の下水処理プロジェクト、国際企業団が落札

この記事の要約

プラハ市は13日、新たな下水処理施設を建設する公共事業の入札で、国際コンソーシアムのUCOVプラハが落札したと発表した。UCOVは独建設大手のホーホティーフ現地子会社、仏水道事業大手のスエズ・ディベロップメント傘下のDe […]

プラハ市は13日、新たな下水処理施設を建設する公共事業の入札で、国際コンソーシアムのUCOVプラハが落札したと発表した。UCOVは独建設大手のホーホティーフ現地子会社、仏水道事業大手のスエズ・ディベロップメント傘下のDegremont、現地建設会社SMP、独WTE Wassertechnikで構成される。落札価格(付加価値税課税前)は62億2,000万コルナで、応札した3グループの中で最も低い価格だった。

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新下水処理施設の建設は、老朽化した下水道処理システムを刷新するプロジェクトの一環で行われる。スボボダ・プラハ市長は、UCOVが発注先として選ばれたのは、応札価格が低かったことに加えて、他の選択基準(詳細は明らかにしていない)についても最高の評価を得たためと説明した。

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最終的な発注には欧州連合(EU)の補助金交付が前提となる。スボボダ市長は、補助金が下りなければ中止する可能性があるとしている。(1CZK=4.23JPY)

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