2011/9/21

CIS諸国

ウクライナ核燃料公社、ロシアと燃料棒生産で合弁設立

この記事の要約

ウクライナ核燃料公社は13日、ロシア核燃料大手トベル(TVEL)との間で、核燃料棒を生産する合弁会社の設立に関する協定に調印したことを明らかにした。合弁会社への出資比率は、ウクライナ燃料公社が50%プラス1株、トベルが5 […]

ウクライナ核燃料公社は13日、ロシア核燃料大手トベル(TVEL)との間で、核燃料棒を生産する合弁会社の設立に関する協定に調印したことを明らかにした。合弁会社への出資比率は、ウクライナ燃料公社が50%プラス1株、トベルが50%マイナス1株。中部キロヴォフラード州のスモリンスカ鉱山付近の工業地帯に工場を建設する。

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ウクライナ政府は昨年9月、核燃料棒工場の建設をめぐる入札でトベルを落札企業に決定。ウクライナ核燃料公社とトベルは同10月に、合弁会社の設立で基本合意していた。この核燃料棒生産プロジェクトにはウクライナ核燃料公社とトベルのほか、ウクライナ科学調査・設計研究所、ロシア原子力公社(ロスアトム)、国立特殊設計研究所も参加する。

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