2011/10/12

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ベレネ原発の建設計画、最終合意期限を来年3月に延期

この記事の要約

ブルガリア国営電力大手NEKが同国北部のベレネに立地を予定している原子力発電所の建設をめぐり、NEKの上部組織である国営ブルガリア・エナジー・ホールディング(BEH)は9月30日、パートナー企業であるロシア国営原子力企業 […]

ブルガリア国営電力大手NEKが同国北部のベレネに立地を予定している原子力発電所の建設をめぐり、NEKの上部組織である国営ブルガリア・エナジー・ホールディング(BEH)は9月30日、パートナー企業であるロシア国営原子力企業ロスアトム傘下の原子力機関アトムストロイエクスポルトと、原発の建設計画に関する最終合意期限を2012年3月末に延期することで合意したと発表した。

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NEKは2006年、ベレネに合計出力2,000メガワットの原発を建設することでロスアトムと基本合意。昨年11月末にはプロジェクトの事業母体となるベレネ・パワー・カンパニーの設立に関する趣意書に調印した。しかし、ロスアトムが求める建設費用の増額を巡って意見の調整がつかず、最終合意には至っていない。NEKとロスアトムは今後6カ月間、共同作業部会を設置して電力需要の見通しや、欧州連合(EU)が実施した原発のストレステストの結果について検討を行い、プロエジェクト顧問を務める英HSBCが提案する資金調達構成についても協議する。

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