2011/11/2

ポーランド

通信大手TPSA、2年間で2300人削減

この記事の要約

フランステレコム傘下のポーランド通信最大手テレコムニカーツィヤ・ポルスカ(TPSA)はこのほど、2012~13年の2年間で従業員を最大2,300人削減すると発表した。業績悪化を受けたリストラの一環で、削減規模は全従業員の […]

フランステレコム傘下のポーランド通信最大手テレコムニカーツィヤ・ポルスカ(TPSA)はこのほど、2012~13年の2年間で従業員を最大2,300人削減すると発表した。業績悪化を受けたリストラの一環で、削減規模は全従業員の9.4%に相当する。労働組合との合意に基づき、人員削減は解雇ではなく自主退職の形をとる。

\

同社の今年上半期の業績は、売上高が前年同期比7.5%減の78億6,000万ズロチ、純利益が13%減の6億200万ズロチと著しく悪化。市場競争激化に加えて、欧州連合(EU)の欧州委員会から競合のブロードバンド市場参入を妨げたとして、1億2,700万ユーロの罰金を科されたことも利益を圧迫する要因となった。

\

TPSAは今年第4四半期の決算に人員削減プログラムの引当金として最大1億ズロチを計上するもよう。2009~11年で4,900人削減するという前回のプログラムでは、1億8,200万ズロチの引当金を計上した。(1PLN=24.11JPY)

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |