2011/12/7

ハンガリー

製薬大手リヒター、子宮筋腫治療薬のライセンス取得

この記事の要約

ハンガリーの製薬大手ゲデオン・リヒターは5日、フランスの同業HRAファーマから、独立国家共同体(CIS)と中国における子宮筋腫治療薬「Esmya(成分:ウリプリスタール酢酸エステル)」の独占営業販売権を獲得したと発表した […]

ハンガリーの製薬大手ゲデオン・リヒターは5日、フランスの同業HRAファーマから、独立国家共同体(CIS)と中国における子宮筋腫治療薬「Esmya(成分:ウリプリスタール酢酸エステル)」の独占営業販売権を獲得したと発表した。取引金額は明らかにされていない。これによりリヒターは、将来の売上の柱と目される同薬の販売エリアを、大きな成長が見込まれる中国と、重点市場のCISに広げる。

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「Esmya」は2010年10月にリヒターが買収したプレグレム(スイス)が開発したもので、HRAファーマが新規化合物(NCE)として特許を取得した。

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リヒターはプレグレムの子会社化にともない、欧州連合(EU)および北米における「Esmya」の営業販売権を取得した。このうち、米国とカナダについては2010年12月に米ワトソンに対し、独占開発販売権を付与した。

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